平成28年度の活動

平成29年 丁酉 新春茶会

2017年1月8日

濃 茶 席

  白梅

  椿

香合

 

初釜茶会を終えて

松 尾 宗 慈

   とにかく無事に家元席を終えることができて心底ほっと致しました。
   ご協力頂きました先生方お一人お一人のお力添えでなんとか乗り切ることができました。本当にお世話になりました。
   今回もお家元から由緒ある道具を出していただき、小倉城庭園で茶会ができることは感慨深いものがありました。

薄 茶 席

 

 

 

    

     

     千両

 

 

香合

 

莨盆

 

 

菓子:宝船
 千支


平成28年度 茶会

平成28年10月9日

丙申秋の茶会
濃 茶 席

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   平成28年10月9日に古市古流「秋の茶会」で濃茶席をもたせていただきました。
多くのお客様のご来席をいただきありがとうございました。
    長く続いた暑い夏の終わりの席に、秋の訪れを感じていただけたとすれば幸いです。
    行き届かないこともあったとは思いますが、お客様から『お茶がおいしかった』とのお声をいただき、社中一同感謝と喜びの茶会になりました。
    これをご縁に、古市古流のお茶席に御越しいただけますようお待ち致しております。

濃茶席 席主  尾関 睦古

丙申秋の茶会
薄 茶 席

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平成二十八年 丙申秋の茶会に寄せて

   木々の葉が色づき、日一日と変わっていくことを感じる時期に、本年度の丙申秋の茶席を担当させていただきました。
    十月九日の日曜日、心配した天気は、夜が明けると雨が上がっていました。この小倉城庭園に於いても、木々の緑は青く、少しずつ紅葉を感じる様子ではございましたが、雨上がりの庭園に多くの方々が一服のお茶を楽しんでいただくには、よい天候となりました。
    今や本庭園には、日曜日とあって福岡県下はもとより遠くは、関東そして海外より韓国や中国から北九州市への観光でお越しになっています。この立礼席にも、多くの方々にお越しいただいた次第です。「茶の湯」文化を体験していただき、日本伝統文化のよさを少しでも実感していただきたいという気持ちで接待を致しました。
    当日は、多くの参会者で活気のある茶会となりました。古市古流一門や小倉城の呈茶席にお入りなさった方々に、一服のお茶で心を癒し、楽しんでいただきたいと「一期一会」の精神で、一生懸命に務めました。
    私は、お茶会では、会記に示されたお道具を、実際に拝見させていただくことを、いつも楽しみにしております。
    そこで、本茶席の床飾りの中から、掛け軸についてご紹介をさせていただきます。
    前大徳寺の紫野剛山書「白硅尚可磨」という言葉です。
    「はっけい なお みがくべし」と読み,「はっけい」は白い玉のことできれいな玉でもより磨きをかけるべきだという意味です。今に甘んじることなく精進し、努力を重ね、今の自分をより磨いていかなければならない」ということで,茶道の道に通じるものがあります。

薄茶席 山崎社中一 同



第26回田川地区三高校(西田川・東鷹・田川)合同茶会

西田川高校席

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          蓋置:笹蟹

306茶碗:蛍

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茶器:硝子棗 金彩翡翠          
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菓子:風鈴・金魚鉢
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 第26回田川地区三高校(西田川・東鷹・田川)合同茶会が200名のお客様を迎え平成28年7月17日に実施されました。
 各席それぞれ趣向を凝らし、クラブ活動の成果を発表する場で生徒も真剣に取り組み普段とは違った姿を見せていました。
 今年は西田川高校(古市古流)は立礼席を受け持ちました。
 短冊は「喫茶去」、山から流れる川沿いの風景を想像しながら一服のお茶をどうぞと席作りをしました。
 盛夏の折、涼しさを感じていただけたようでしたら幸せです。
 機会がありましたら是非ご参加下さい。

西田川高校                                 
茶道部講師                             
古市古流師範 野田 明古